多肉植物の増やし方で、わたしが一番面白いと思ったのがこの『葉挿し』です。
葉挿しは、葉っぱを取って乾いた土に置いておくだけで、クローンのように新芽が出てきます。
出てきたばかりの新芽はすごく小さいのですが、親株と同じ姿で、本当にかわいいです。
この方法も、非常に簡単です!
なんせ、はっぱを置いておくだけですから(笑)。
まず、元となる親株から葉を数枚とります。葉は、付け根から外すように取ってください。付け根の切れた葉では芽が出ません。あまり大きな葉より、小さめの若い葉のほうがうまくいきます。
あとは、乾いた土の上に、葉っぱの付け根がギリギリ触れるように置いてください。付け根が土に埋もれてしまうと発芽しにくくなってしまいます。私個人的には、葉の付け根が土にふれていなくても、全然問題ないとおもいます。
植え替えの時に取れてしまった葉を、そのまま空いたスペースに転がしていても大丈夫でした。
このまま、発芽するまで明るい日陰で管理します。
2~3週間ほどで新しい芽が出てきます。その芽から根が出てくるので、根が出たら土に植え付けます。品種や個体差で、先に根が出るものもあります。
葉挿しで出た新芽は、挿し葉に含まれる水分でおおきくなるので、新芽や根がでても、挿し葉はカラカラに枯れるまでそのままにしておいてください。
新芽の首元まで土をかけてあげて、しっかり植え付けられるといいですが、なにせ小さい新芽なので、根がしっかり土についていれば問題ないかと思います。
そのかわり、風などに飛ばされて根が浮いてしまわないように気を付けてくださいね。
エケベリアやパキフィツム、グラプトペタルムなどがこの方法で殖やせます。
植え替えや、仕立て直しの時にとれてしまった葉など、とりあえず乾いた土の上に置いておくと、けっこう芽を出してくれるので、おすすめです。
ぜひ挑戦してみてくださいね!
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