多肉植物の失敗しない基本的な育て方

photo ガーデニング

多肉植物には非常にたくさんの種類があります。見た目もユニークなものが多く、小さくコロッとしたものや、まるで花のように葉を展開させるものなど、つい目を引かれてしまいますよね。

 

最近はホームセンターなどでも売られ、目にする機会もふえました。かわいい入れ物に寄せ植えられた多肉植物は、ついつい買ってしまいたくなります。

 

丈夫で枯れにくいといわれる多肉植物ですが、上手に育てるには少しだけコツが必要です。

 

多肉植物には高価なものもあるので、せっかく買ったのに枯らしてしまってはショックですよね。。

 

多肉植物の育て方のコツを知って、いろんな多肉植物を自宅で楽しみましょう!

 

 

 

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多肉植物の好む環境とは?

多肉植物とは、肉厚な葉や茎、根の内部に水分を貯蔵している植物の総称です。

 

多肉植物は世界中に自生していますが、砂漠や海岸、高山といった水分を得にくい、非常に厳しい環境で自生しています。

 

生きるために必要な水分を確保するため、その体の中に水分を多く含んだ『多肉』な植物なんですね。

 

丸いプニプニとした形の葉や、こんもり膨れた幹や根。より水分を集めるために、糸を出したり、絨毛に包まれていたり。また、光を取り込むために葉がキラキラと透けていたり。生育に必要な水分や光を取り込むための工夫が、すでに出来ています。

 

なので、多肉植物は本来の生育環境に近い、少し乾燥した環境を好む場合が多いです。

 

そして、世界中に自生している多肉植物ですから、同じ多肉植物でも個々の好む環境は少しづつ変わってきます。

 

原産地が暑い環境か、寒い環境か。よく日が当たるのか、当たらないのか。

 

なるべく原産地に近い環境が、その多肉植物の好む環境ということになります。

 

 

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多肉植物のタイプを知ろう!

多肉植物は、原産地の生育環境によって、『夏型』、『冬型』、『春秋型』の大きく3つのタイプに分けることができます。

 

その多肉植物のタイプを知ることで、水やりや置き場の目安を知ることができます。

 

たとえば、夏型なら生育時期は夏で、冬は休眠期になります。冬型はその逆。

 

休眠期には水やりを控え、種類によっては数か月完全に水を切ることもあるので、夏型と冬型が同じ容器にあると、管理が困難となってしまいます。

 

因みに、春秋型は春と秋の過ごしやすい時期が生育時期。基本的には一年を通して水やりが必要ですが、真夏と真冬の水やりは控えます。

 

ですので、まずはその多肉植物が夏型・冬型・春秋型のどのタイプになるのかを調べ、容器(鉢)は分けて管理してあげましょう!

 

多肉植物のタイプについては、こちらの記事で詳しく書いています↓

 

 

 

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多肉植物を植えるのに適した土とは?

水分を多く溜め込むようにできている多肉植物は、他の草花や庭木と比べて、水はけのよい土を好みます。

 

色々なところで多肉植物を見かけるようになり、多肉植物専用の土も出回っています。メーカーさんによって少しずつ配合が違うので、いろいろ使ってみて、育てる環境と相性のいいものを選んでみるといいと思います。

 

同じ多肉植物でも、サボテン用の土は少し水はけが良くできていることが多いようです。使用するのであれば、バーミキュライトなどを少し足して、保水性を上げてあげるといいかもしれません。

 

逆に、一般的なガーデニング用土を使用するのであれば、小粒の軽石などを混ぜて、排水性を高めてあげればいいかも。

 

多肉植物は強いので、調整しなくても、サボテン用の土やガーデニング用の土で、割と問題なく育ちます。ただ、過湿を嫌うので、水やりなどの管理に気を付ける必要がありそうです。

 

ネットで専用の土を購入すると、家まで届けてくれるので便利ですよ。

 

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