家にいる多肉植物を、夏型・冬型・春秋型のタイプ別に分ける! :荒れた多肉たちの整理術1

photo ガーデニング

 

お店でみかけた、かわいい多肉植物の寄せ植え。

 

はじめはコロッとかわいい多肉植物ですが、室内で鑑賞していると、日光が十分に当たらず徒長したり、株が弱ったり。

 

そこで、すこし大きめの容器に移して外で管理していると、今度はモリモリと大きくなったり、子株がいっぱい出てきたり。

 

思っていた以上に大きくなったり、増えたりして、管理が追い付かずに荒れ放題になってしまった!なんてこと、ないですか?

 

そんな多肉植物たちを、上手に整理して、管理をしやすくするために、まずはタイプ別に分けてみましょう。

 

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ちょっと目を離すとこのありさま(笑)

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多肉植物の夏型・冬型・春秋型

 

多肉植物には、その生育タイプに応じて夏型・冬型・春秋型の3種類があります。

 

たとえば、夏型なら生育時期は夏で、冬は休眠期になります。冬型はその逆。

 

休眠期には水やりを控え、種類によっては数か月完全に水を切ることもあるので、夏型と冬型が同じ容器にあると、管理が困難となってしまいます。

 

因みに、春秋型は春と秋の過ごしやすい時期が生育時期。基本的には一年を通して水やりが必要ですが、真夏と真冬の水やりは控えます。

 

ですので、まずはその多肉植物が夏型・冬型・春秋型のどのタイプになるのかを調べ、容器(鉢)を分けてあげましょう!

 

多肉植物のタイプについては、こちらにも詳しく書いています↓

 

ちなみに、うちの一角を取り上げてみると、下のようになります。

 

 

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夏型の多肉植物たち

・姫花月(姫花月錦)

 日当たり、風通しの良い場所を好むが、強い直射日光は避けたほうが良い。乾燥気味に管理し、冬は凍結に注意し、可能なら室内へ移動する。

 

 

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冬型の多肉植物たち

・黒法師

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 蒸れを嫌うので、特に梅雨から夏にかけては風通しの良い場所で管理する。

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春秋型の多肉植物たち

・魅惑の宵

 大型の園芸品種。葉の先が細くとがっており、縁が赤いのが特徴的なタイプ過湿により根腐れを起こすので注意。

 

・野ばらの精

 蒸れに弱いので、特に夏場は風通しの良い場所で管理する。十分に日光に当てると、締まった株になる。葉挿し、株分けで殖やせる。

 

・朧月

 過湿に弱いため、水やりは控えめに管理。冬は断水気味にする。強光は葉焼けの原因になる。葉ざしで簡単に増える。

 

・姫愁麗

 風通しの良い半日陰で管理し、日があまり当たりすぎないようにする。水やりは控えめに。

 

・都の霞

 朧月の交配種。日当たりの良い屋外で管理。肥料を控えめにすることで根腐れを防ぐ。

 

・レインハード

 年間を通して屋外管理が可能。夏は風通しの良い日陰で管理し、冬は日差しの当たる場所へ。乾き気味に管理する。

 

・コモチレンゲ

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 日当たりの良い場所で管理し、春から秋は用土が乾いたら水やりを。冬は断水。生育が旺盛なため、年に1回植え替えるとよい。

 

・赫麗

 日当たり、風通しの良い場所を好むが、夏場は直射日光を避けて、半日陰が望ましい。水やりは土が乾いてから。

 

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・火祭り

 耐寒性・大暑性が強く、強光にも強い。寒冷地以外では屋外で越冬可。

 

・星乙女

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 多湿による根腐れに注意。

 

 

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寄せ鉢で管理するのもおすすめ!

今、うちの一角に寄せてある多肉植物をざっとあげると、上に書いたようになります。

 

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やっぱり、春秋型が圧倒的に多いですね。

 

春秋型でも、水を好むタイプと乾かし気味に管理するタイプがあるので、夏型・冬型を意識しつつ、あとは水やりのタイプで鉢を分けてあげるといいと思います。

 

子株のうちは寄せ植えてかわいい感じに作りますが、ある程度大きくなってきたら、特徴ごとに鉢を分けてあることをお勧めします。

 

鉢を分けても、おなじカゴに乗せたり、一か所に寄せたりすることで、寄せ植えのように楽しめますし、組みなおしも簡単にできますよ。

 

何より、一鉢ずつ移動や水やりができるので管理がしやすいです。

 

荒れて姿が乱れてしまった多肉植物たちを、再びかわいく寄せてみませんか?  

 

 

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