多肉植物を寄せ植えするために、『夏型』・『冬型』・『春秋型』の3タイプについて知ろう!

photo ガーデニング

多肉植物とは、肉厚な葉や茎、根の内部に水分を貯蔵している植物の総称です。たくさんの種類があり、その独特なフォルムはすごくかわいいですよね。

 

多肉植物たちは、丸いプニプニとした形の葉や、こんもり膨れた幹や根。より水分を集めるために、糸を出したり、絨毛に包まれていたり。また、光を取り込むために葉がキラキラと透けていたり。生育に必要な水分や光を取り込むための工夫が、すでに出来ています。

 

多肉植物は世界中に自生していますが、砂漠や海岸、高山といった水分を得にくい、非常に厳しい環境で自生しています。

 

そして、原産地の生育環境によって、『夏型』、『冬型』、『春秋型』の大きく3つのタイプに分けることができます。

 

その多肉植物のタイプを知ることで、水やりや置き場の目安、植え替え時期などを知ることができます。

 

多肉植物のタイプを知って、ぜひ、いろんな多肉植物のかわいい寄せ植えを作ってみてください!!

 

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夏型の多肉植物

夏型の多肉植物は、南アフリカから東アフリカ、マダガスカル島や地中海沿岸、アラビア半島などの暑い地域を原産としていて、夏が生育期となります。

 

比較的暑さに強く、春から夏に開花するものが多いです。

 

逆に冬は休眠期となり、水を吸わなくなるので、冬場は水やりを控えます。

 

夏型のおもな多肉植物は、アガベ、カランコエ、クラッスラ、パキポディウム、ユーフォルビア、サボテン科などだそうです。

 

春から夏にかけて、メキメキと大きくなったり、子株が出たりしますが、日本の夏は湿度も高く、高温にもなるので、日差しが強すぎたり、梅雨時期の湿度の高くなる時は、置き場所を変えるなどの対応が必要になるものもあります。

 

 

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冬型の多肉植物

冬型の多肉植物は、南アフリカやアラビア半島の一部、カナリア諸島、マデイラ諸島などの寒冷地が原産地となり、生育期は秋から春となります。

 

夏の蒸し暑さに弱いタイプが多く、花は秋ごろに咲くものが多いです。

 

夏が休眠期になるので、夏場の水やりは控えます。

 

冬型の主な多肉植物は、アエオニウムやクラッスラ、セネキオ、コノフィツム、リトープス、フォーカリアなどだそうです。

 

冬場を生育期としますが、水分量の多い多肉植物はタイプを問わず、氷点下では凍ってしまいます。真冬の気温が低くなるときは、保温や室内に移すなどの対応が必要になります。

 

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春秋型の多肉植物

春秋型の多肉植物は、アメリカ各地やメキシコ、ヨーロッパ中部からロシア、アフリカ北西部などを原産地としています。

 

過ごしやすい気候を好み、春先に花を咲かせることが多いです。

 

一年を通して適度に水やりが必要ですが、蒸れやすい真夏や、凍結の恐れのある真冬は水やりを控えます。

 

秋冬型の主な多肉植物は、アドロミクスやアロエ、エケベリア、オロスタキス、ガステリア、センペルビブム、ハオルチア、パキフィツム、セダム、セネキオ、グラプトペタルムなどだそうです。

 

多肉植物は本当に品種か多いため、同じ属でも春秋型と冬型があったりと、違うタイプの品種があります。品種ごとにどのタイプの多肉植物かを確認して下さいね。

 

多肉植物のタイプを知ることで、水やりのタイミングや植え替えの時期を知ることができます。

 

同じタイプの多肉植物なら、寄せ植えにしても水やりや植え替えのタイミングが同じなので、管理がしやすくなりますよ!!

 

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