園芸店などに買い物に行くと、多肉植物とサボテンが一括りにされて、同じブースで売られているのを見かけます。
なぜなのでしょう??
見た目は全然違うし・・・、どちらも同じ、お水いらない系だからでしょうか?
サボテンと多肉植物の違いは、「トゲ」!!
サボテンと多肉植物、実は、その差はトゲが有るか無いかの違いだけなんです!
厳密には、「トゲ」というか、「アレオーレ」という「刺座」が有るか無いかで分類されているんです。
サボテンも多肉植物の一種で、多肉植物の中で、アレオーレ(刺座)を持つものがサボテンということになります。
サボテンの中には、トゲのない品種もあって、一見多肉植物のように見えても、アレオーレ(刺座)があれば、やはりそれはサボテンに分類されます。
逆に、トゲトゲがいっぱいでも、アレオーレが無ければ、それはサボテンではない!ってことになります。
つまり、「トゲトゲ苦手だな~」=「サボテンは苦手」と、ひとえにサボテンを毛嫌いする必要はなさそうですね。
実はわたしも、以前はガーデニングショップなどで多肉植物を探すとき、「かわいい!!」と思った商品があっても、商品札を見てサボテンと書いてあったら、「トゲも無いのにサボテンなの??」「これからトゲが生えてくるの??」と、買うのをためらっていたんです。
トゲが有ると触るのに注意が必要ですし、植え替えが大変かな?とか、大きくなったら危険かな?とか考えてしまって・・・。
個体差はありますが、どちらも同じ多肉植物。生育環境も違いませんし、育ててみるのも面白いかもしれませんね。
セダムも多肉植物だった!!
多肉植物について調べていて、その時びっくりしたことがもう一つ。
なんと!!
セダムも多肉植物の一種だったんです!
知ってる人が多いかもしれませんね(笑)・・・。
セダムとは、ベンケイソウ科セダム(マンネングサ)属の総称で、肉厚な葉を持つことから、多肉植物になります。
以前の私は、勝手な思い込みですが、どこでもモリモリ増えるセダムは、普通に外で育てても問題ない種。一方、多肉植物は雨が降るから、外には置いておけないデリケートな種。と認識していたので、軽い衝撃でした!(笑)
色んな多肉植物を扱ってみて、どの多肉植物も意外と屋外でも問題はないし、成長に差はあるけれど、ポコポコ増えてくれているので、そんなに神経質にならなくても良さそうです。
本当にいろんな種類のある、多肉植物。
形もユニークなものも多いです。お気に入りの子を見つけたら、気軽に育ててみませんか?
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